音楽に関わるシゴト

照明(ライティングエンジニア)



【音楽 仕事ファイル bQ1/ 照明(ライティングエンジニア) 】

パフォーマンスが重視される最近の大規模なコンサートでは

アーティストの音楽性をビジュアル化し、よりインパクトの強いものに

するために様々な視覚効果が用意されています。

なかでも照明の役割は重要で、さまざまなライトを組み合わせて視覚的な効果を

高め演出するのが、照明(ライティングエンジニア)の仕事です。


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コンサートに使われる照明は小ホールでもおよそ 100個、

大ホールになると数百個になります。

これらのライトのすべてを照明効果を考えてプランニング、セッティングして

コンサート本番ではその操作をおこない、アーティストの楽曲の世界観を

さまざまな光の効果で盛りあげます。


照明の仕事はプランナーが図面を起こすところから始まりますが、準備段階として

アーティストのリハーサルに足を運んで楽曲のイメージをインプットしたり、

コンサートの進行を確認したりもします。

現場では数百にも及ぶライトに色番号で識別されるフィルターをかけて

決められた場所に取り付けていく「仕込み」と呼ばれる作業に始まり、

それぞれのライトの角度と明るさを決める「シューティング」という作業へと

続いていきます。


肉体労働と時間との争いであるのはPA(音響)の仕事と同じで、また

PAの仕込みと同時進行になる場合も多いので現場は戦場のような状態に

なる場合もしばしばです。

音楽関係の仕事のなかでも体育会系のノリが強い仕事といえるでしょう。


最近はコンピューターを組み込んだ調光卓が主流で、各シーン毎に組み込んだ

複雑で微妙な設定もボタンひとつで操作できます。

業者によってはスモーク・レーザー・花火・紙ふぶきなどの特殊効果を

一緒に取り扱う場合もあるようです。

高い芸術性が要求される奥の深い仕事であり、色彩などの美的センスだけではなく

波長の特性など光学知識にも通じていなければできない仕事です。

照明専門のプロダクションなどに所属したり、映画会社、劇場、結婚式場、

テレビ局など活躍の場所はさまざまです。



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新人の給料は月15万円前後。実力をつけるにしたがって収入はふえ、

30歳くらいで年収500万円程度はとれるといいます。

フリーの場合はワンステージ1本2万円からで、トップクラスになると

10万円単位のギャラがとれます。


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舞台照明のカリキュラムがある専門学校などで学び、照明会社でアルバイトをしながら

経験を積んでプロになるのが一般的。

日本照明家協会が行う技能検定制度がありますが、これもPAの場合同様に

現場ではほとんど役に立ちません。

ただし、公共の施設の照明管理責任者になる場合は、その資格取得が条件となる

場合があります。

経験がものを言う世界だけに、特に下積み時代は体力と忍耐が必要ですが

自分が現場を仕切れるようになれば非常にやりがいのある仕事といえるでしょう。


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【音楽の仕事 bQ1/ 照明(ライティングエンジニア) 】

2006年02月01日 20:12